ありませんが・・・
年齢と伴に膝の筋肉が固くて弱く成ります。
床に落ちた物を拾うのにも苦労します。
そこで膝を鍛えるエクササイズ!
オススメの足のむくみの解消法は?
個人的には温めて、冷やして解消、リンパマッサージなどがオススメです。
リンパがスムーズに流れるのを助け、水分や老廃物を排泄するのを助けることで、
リンパの流れがよくなります。
リンパマッサージは通常のマッサージのように強い力を使う事なく実践できるため、
女性にも自宅で容易にできるという長所があります。
またリンパの流れがよくなる事で代謝がよくなり、太りにくい体質に改善される
という効果も期待できます。
特に心臓から一番遠い足の循環がよくなる事で全身の流れをよくする事ができわずかな
がらダイエットにも効果が期待できます。
併用して効果のあるツボの指圧も行う事でより効果を期待できます。
■足のマッサージその1
1.片足を伸ばして、もう片方の足をももの上に載せます。
2.小指がら順番にマッサージしていきます。
(指の両脇は血管が通っているため念入りに行いましょう)
3,指の股をつまみ、指の間を広げます。
4.指を1本づつひっぱります。
5.足の裏を順番に指圧していきましょう。
6.足の指の間に手の指を入れ、足首を回しましょう。
■足のマッサージその2
■足裏たたき
1.拳をつくり、手の甲で足の裏を順番にたたいていくだけです。
※痛いと思うほど強くは叩かない事。
■足のマッサージ番外編
この方法は一番オーソドックスですが良い効果が期待できます。
1.仰向けに寝て、手足を軽くあげて下さい。
2.手首、足首の力を抜き手足を細かく振ります。
3.この事を何度か繰り返して下さい。
※大きく振らない事がポイントです。細かく振るようにしましょう。
※寝る前などに行うのがベストです。
1.あらすじ
平安時代の京都、摂政藤原基経に仕える侍の中に某という五位がいた。
四十を超えても風采が上がらず、周囲から冷遇されても殆ど反論できない臆病な男だった。
ただそんな五位にも、芋粥を飽きるほど飲みたいという唯一の欲望があった。
或る年の正月、同じく基経に使える藤原利仁から、芋粥と入湯に誘われて越前敦賀まで同行した。
利仁の館に到着した晩、五位は、早く芋粥を食べたい一方その時が早く来てほしくないという、
矛盾する感情に捉われていた。以前と今で境遇が急激に変化して落ち着かず、特に後者の
感情の方が強かった。
翌日の朝食には大量の芋粥が出された。
本当は一口もつけたくないが、厚意を無にもできないので、少しだけ飲み干した。
以前は周囲から罵倒されて孤独だったが、芋粥に飽きたいという欲望を秘かに守り幸福だった。
しかし今は利仁らに接待されて芋粥を飲み干せるようになり、その欲望が満たされることを
なぜか拒んでしまうのだった。
2.思考
五位は、以前は周囲から冷遇されて孤独だったが、芋粥を飽きるほど飲みたいという欲望があり幸福だった。
しかし欲望が現実になるにつれて、なぜかそれを拒否しようとする。
欲望は実現しないときに最も価値があり、実現すれば価値がなくなるということが、本作品のテーマである。
欲望は実現しない方が価値があるというのは本当だろうか。
例えば、子供が遠足に行く時、当日よりも前日までの方が楽しいとよく言う。
行ってしまうと現実になり想像の余地がなくなるが、行く前なら好き勝手に想像できるからか。
その意味では、欲望は実現しない方が価値があるとも言える。
しかし、だからといって遠足に行くなと言われたら、子供は納得しないだろう。
想像が終わるのは寂しいが、やはり行きたいはずである。
行った後は、来年の遠足を想像する楽しみを、また味わえばいいだけである。
五位も本当は同じはずである。芋粥を飲む前は想像できて楽しく、実際に飲んでしまうと
想像の余地がなくなり寂しい。
しかし、だからといって飲むなと言われたら、五位は納得しないだろう。
飲む前の楽しみはなくなるが、やはり飲みたいはずである。
飲んだらまた改めて芋粥を飲むか、別の食べ物を味わう楽しみを想像すればいいだけである。
にも関わらず、五位はなぜそう思わなかったのか。
本人も認めているように、以前と今で境遇が急激に変化して、気持ちが現実についていかなかった
からではないか。
人間は、善悪は別にして、変化を拒み現状維持の安定を求める傾向にある。
五位も、冷遇されてきて芋粥を十分飲めない状況が普通になっていたから、存分に飲んでよいと
急に言われても困惑しているのである。
仮に適宜飲める状況にあったら、そこまで芋粥に執着しなかっただろうし、飲んでよいと言われたら
もっと気軽に飲んだのではないか。
そう考えると、本作品のテーマは、「人間は長年一定の環境につかると、変化よりも安定を求めてしまう、
欲望を実現するよりも実現しなくてよいと思ってしまう」ということではないか。
即ち、欲望と価値の関係ではなく、環境が行動に与える影響が、本質的なテーマであると思われる。
3.まとめ
五位は、以前は芋粥を飽きるほど飲みたいと思い幸福だったが、現実になるとなぜか拒んでしまう。
「欲望は実現しない方が価値がある」ということが本作品のテーマのようである。
しかし五位は冷遇が続いたので、欲望を素直に実現できなかっただけだと思われる。
即ち、「人間は長年一定の環境にいると、変化よりも安定を求めてしまう」ということが本質的な
テーマであると思われる。