バンコクのマンション暮らしを始めて暫くして、扇風機が欲しくなりました。

エアコンは有ったのですが電気代が掛かるし、さほど暑くない時は扇風機で十分だと

思ったのですが、車がないので買っても運ぶのに苦労するし考えた挙句、マンションの

ガードマンにチップを渡して買って来て貰った事がありました。


チップといっても100バーツ(300円)程度なのでたいした金額ではないので

気軽に頼み、それを受け取って部屋に運んでいる時にマンションの女性管理人に呼び

とめられ、どうしたのかと聞かれたので訳を話したら...

ガードマンは性格が悪いのでそんな事を頼んでチップを与えてはダメだとの忠告。

そのガードマンが宿泊客を食い物にしていると考えた様です。


頼んだ方も頼まれた方もそんな気持ちはないと思ったのですが、その管理人にとっては

そうではなかった様でした。

考えてみれば、100バーツ(300円)はタイ人感覚では日本円の3000円くらいの

価値なので、管理人はガードマンが法外なチップを受け取ったと判断した様です。

日本人とは金銭感覚が違うんだなと思った出来事でした。